こんにちは!
最近、調子はどうですか?
サーフィン、楽しんでますか?
私の仕事は土日が休みなので、時間に縛られずにサーフィンできる週末が待ち遠しくて、金曜日の夜の波チェックはワクワクする最高のひと時です。
ところで、サーフィンに心奪われ海へ行く機会が増えたあなた!
海へ行くようになってから、こんな症状がでるようになっていませんか?
例えば、「サーフィンを始めてから、よく目が充血するようになった」などです。
サーファーにとって、誰もがかかる可能性がある「目の病気」があることをご存知ですか?
今回の記事では、サーファーであれば必ず知っておくべきリスク、身近に存在している「目の病気」について詳しく解説していきます。
海にいると日焼けするのが早いワケとは?
サーファーが多くの時間を過ごす海では、直射日光に当たる時間が長く紫外線によるリスクが高まります。
私たちが波待ちやサーフィンを楽しむ海面では、空から直接受ける紫外線だけでなく、水面からの照り返しによる紫外線もあります。
水面の紫外線反射率は10~20%と言われており、砂浜においても最大で25%の紫外線が反射しているのです。
ゆえに、海は陸上に比べて非常に多くの紫外線に晒されている環境にあります。
甘く見てはいけない 紫外線による健康リスク
紫外線による肌の日焼けは、シミやシワ、皮膚がんなどのリスクが高まると言われていますが、目も肌と同じように紫外線によって様々なリスクが引き起こされることがわかっています。
海で浴びた紫外線は、目の中に少しずつ蓄積されていきます。
この紫外線が原因で起こる「瞼裂斑(けんれつはん)」や「翼状片(よくじょうへん)」という目の病気があることをご存知でしょうか?
瞼裂斑(けんれつはん)とは?
一般的に両眼性であることが多く、症状はまぶたの裏から白目部分を覆う「結膜」に盛り上がった黄白色の増殖物が現れます。
そのため、鏡で見ると白目に隆起物があるのが確認できます。
炎症を起こすと、充血したり、目に違和感や異物感を感じて痛みを引き起こします。
翼状片(よくじょうへん)とは?
瞼裂斑(けんれつはん)は増殖物が結膜にできるのに対し、「角膜」(黒目の上の透明な膜)の上にまで広がるのが翼状片(よくじょうへん)です。
進行すると乱視を引き起こし視力にも影響が出るため、場合によっては手術により切除する必要があります。
切除したあとも再発しやすい傾向があり、再発によって眼球癒着などのリスクが高まることも報告されており注意が必要です。
また、翼状片は放っておくと失明の危険性もあります。
恐ろしいですね、サーフィンどころではなくなります…
目に違和感があるときや、充血が続く場合はすぐに眼科で診察を
受けましょう。
瞼裂斑や翼状片にならないための対策は?
紫外線を浴びる機会の多いサーファーは、海水に含まれている菌や刺激によって「瞼裂斑」や「翼状片」の発症リスクが高いと言われています。
海はキレイに見えますが、
海水は、意外と雑菌が多いのです…
では、「瞼裂斑」や「翼状片」にならないために私たちができる対策として、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
長い間紫外線に晒されるサーファーは、海以外でも日頃から紫外線対策を怠らないことがとても大切です。
サングラス
サーフィンに行かない日でも、サングラスを常用し、目を守ることを意識しましょう。
サーフハット
海の上でも容赦なく降り注ぐ紫外線から、肌や目を保護するサポートを担うサーフハットを積極的に活用しましょう。
サーフサングラス
日本ではあまり馴染みがありませんが、サーフサングラスは、紫外線から目を保護するうえで非常に有効的な対策方法です。
衝撃に強いレンズは、100%UVカット仕様なので、時間を気にせずに思う存分サーフィンを楽しんでも安心です。
また、サイズ調整が簡単にできるので、家族で使い回しもできます。
海面で波待ちの際に、光の反射で波が見づらい時ってありますよね。
そんな時もサーフサングラスをしていれば、しっかりと波が見えるメリットも魅力です!
目薬
サーフィンで強い日差しを浴びたあとは、目薬でこまめにケアをしてダメージを受けた目を労わりましょう。
ドラッグストアなどにある市販の目薬は、UVケアや角膜ケアなど用途に適したものもありますが、眼科で相談のうえ処方してもらう方が確実です!
まとめ
海は陸上に比べて多くの紫外線を浴びることから、サーファーは無意識のうちに健康リスクが高まってしまいます。
体が資本のサーファーにとって、自身の健康に配慮し自己管理をすることは非常に大切です。
これからも健康でサーフィンを楽しむためにも、しっかり対策をしていきましょう!
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